南伊豆での臨海実習

あの海へ

静岡の海の美しさ、豊かさに触れ、またその場の津波対策を理解するための臨海実習です。西伊豆の岩地地区、ならびに南伊豆中木地区のヒリゾ浜でのシュノーケリングとともに、海岸線の津波対策施設の視察を行います。津波発生時に利用される避難階段を実際に駆け上がったり、潮見表と実際の潮位・潮流の変化の整合性を確認したりもします。加えて、岩地やヒリゾ浜の海の美しさを堪能しながら、海の危険な場所や生物(ゴンズイ、ウツボ、クラゲ等)を観察。海での危険回避・応急手当の方法も学びます。

1)透明度の高いヒリゾの海に潜ります。

 

2)美しい静岡の海は本当に素敵です。海岸線の津波対策を含め、体験的に学べることが沢山あります。なお、安全第一の取り組みです。赤田の実家が漁師であったこともあり、海への思いは強いです。

 

3)臨海実習を行うためには、まず「地震・津波発生時」の対策としての、高台に避難するための避難道の確認が必要です。このゼミ活動でも、最初にその経路の確認を行い、実際に避難道を駆け上ってみます。地域の安全対策を学びます。

 

4)岩地は穏やかな湾となっています。(実習場所のひとつ)

5)天然の防波堤となっているこの地形が、ヒリゾ浜の美しい海を守っています。(実習場所のひとつ)

 

どうぞ、安全第一の海との触れ合いを

なお、9月の南伊豆中木のヒリゾ浜は、透明度が約15m、水温は26度程度で、一年のなかで最もシュノーケリングに適している時期だと思います。またこの時期は、陸上と水上に監視員の方がダイバーを見守ってくれています。満潮時・干潮時を境に、潮の流れが変わりますので、泳力に応じたコース取り・体験を心掛けます。海に入るときは、仲間と安全意識を高めながら、万全の体調で臨みます。

 

海での活動で大切なことは

笑顔でスタートして、

笑顔で浜に戻ってくることだと思います。

いのちを守ることの大切さを、この臨海実習でも学びます。

 

西日を浴びる時間には海での活動は終了です。

南伊豆から大学への帰路につきます。赤田研究室の夏が終わります。