美術館・文化施設・映画館等への訪問

学生の希望に応じて、地域の美術館や文化施設、映画館等に足を運び、知見を広げていきます。キャンパスの外にも目を向けながら、様々な文化・刺激を吸収し、そこで得た学びや発想を仲間と交流・共有することで、将来の教員としての資質向上を図ります。

〇静岡市美術館や静岡県立美術館等を訪問し、プロの絵画から児童生徒の作品も含め、鑑賞の時間を大切にしています。

(以下は、児童生徒の作品展への訪問)

これは当時の小学生の読書感想画の作品(静岡県知事特別賞;掲載許可済)のひとつですが、どの作品にも豊かな発想・想像力が感じられ、素晴らしいものばかりでした。児童生徒の作品展、お勧めです。

 

〇平和の維持、戦争の回避について深く考える機会を得るために、展示会等に訪問し、ご関係者の方々のお話を直接伺っています。

(広島市立基町高等学校の生徒さんの作品)

(展示会のパンフレットより転写)

スタッフの方々に展示品をご紹介いただきながら、当時の被爆体験のお話しも伺うことができました(写真撮影のお許しもいただきました)。企画展等に参加させていただく中で、全ての戦没者の方々への弔意とともに、ご遺族・被害にあわれた方々の心に思いを寄せることの大切さ、また核兵器廃絶に向けての活動の意義・価値等についてご理解を深めていきました。

また、広島市立基町高等学校の継続的なお取り組みに対しましても、心からの敬意を表します。NHKオンデマンドでもETV特集「あの夏を描く 高校生たちのヒロシマ」として紹介がありました。

 

〇「朗読劇 夏の雲は忘れない」 に伺いました

平和への祈りを込めた朗読劇が静岡市で開かれました。上演実行委員会の皆様よりご厚情をいただき、静岡会場での公演に参加することができました。ありがとうございました。2004年の“地人会”の「この子たちの夏」の上演時から学生とともに参加しておりましたが、主体が“夏の会”の「夏の雲は忘れない」に移り、今年が最後の全国横断公演ということでした。長い期間、ご活躍された公演者の方々へ敬意を表します。平和を願う主張・表現を、若い世代が引き継いていく重要性・必要性も感じました。

2019 公演最終年度のチケットより転写

2004 公演会のパンフレットより転写

NHKの「視点・論点」においても、「夏の会」の取組が紹介されていました。(「原爆朗読劇 最後の夏に)http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/405914.html

 

〇静岡県内の文化施設を訪問し、その存在の歴史的意味や価値について考えていきます。

(世界文化遺産:韮山反射炉 伊豆の国市)

(国指定重要文化財:岩科学校 松崎町)

明治初期の小学校における教育の姿が垣間見えます。校長室にも「忠」と「孝」が掲げられていたようです。

 

〇話題の映画の視聴を通して、教育活動に活かせる感性を磨いていきます。人の成長や自己実現の姿について、意見交流しています。(以下は公式パンフレットからの転写となっています)